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ワイヤーソー工法
コンクリートをすばやく切断/水中構造物(橋脚・ダム)の切断もOK
工期の短縮・コスト削減が可能
高層の現場や地下構造物も安全に解体
騒音・振動・粉じんが少ないので安心
ワイヤーソー工法とは、ダイヤモンドブレードを利用して、鉄筋コンクリートなどの構造物に巻きつけ、ワイヤーソー本体でワイヤーを引張り回転させて切断する工法です。
音が静かで振動も少なく、粉塵もでないため、周辺に影響なく工事ができます。
ワイヤーソーは屈曲性があるため、誘導用ガイドを使用する事で、切断物の形状・厚みに左右されることなく切断できます。
解体事例
鳥取市内一般廃棄物焼却施設 煙突解体撤去
●構造体:RC造 ●採用工法:ワイヤーソー工法
- 課題
- 単独基礎RC造煙突地上高40mを解体工法を検討するのにあたり1番問題となったのが40mから飛来落下するコンクリートガラと煙突倒壊の恐れでした。
超大型解体機での地上からの解体では単独基礎という懸念から煙突の倒壊の危険性及解体材の飛散等の問題があったため煙突解体工法を検討する必要がありました。 - 対策
- 以上の問題点を考慮し、安全な施工方法を検討した結果、コアドリル削孔によりワイヤーロープ吊り穴を設け、クレーンで吊りながらワイヤーソー工法で切断するカット工法を採用しまた、カット工法を採用することにより、粉じん、騒音の発生の低減、上部からの飛来、落下物の危険性を低減することが可能になりました。また構造が単純である為、1カットラインのマーキングが容易であるため、安定した状態で安全に切断作業が施工可能となりました。
また、ワイヤーソー、発電設備、給水装置等の必要機材の殆どを自社所有し、作業の全般を自社スタッフでカバーすることでコストカットも同時に可能としました。
上記工法を採用し、RC造最高高さ40mから安全に重機解体が可能な高さ20m間での約20m間をワイヤーソー工法とクレーンにより吊り切断で9カット(1カット当り約8~12t)でのカット工法にして施工しました。 - 結果
- その結果、約10日間程度で特に大きな問題もなく安全に作業することが出来ました。
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