WORKS施工実績
鳥取市立南中学校解体工事
●工事期間:平成23年10月~平成23年12月 ●構造体:RC造 4階建 ●建築面積:3,200m2
着工前
解体中
- 課題
南中学校教室棟耐震強度不足による解体作業であり、同一場所に新校舎を新築しなければならない為、仮校舎を設置し、教室を移動してからの工事でしたが、同年3月の東日本大震災の影響により仮校舎の建設が資材不足により2ヶ月遅れてしまい、工期の大幅な遅れが懸念されました。
- 対策
工期短縮が必要課題とされ山田産業が出した答えはこれでした。
1階から4階まで小型重機を投入し、同時に内装解体を進めて行きました。
また横長の教室棟の特徴を利用し、校舎延長の約半分に当たる40mまでを内装完了し、仮間仕切りを設け、粉じん、転落対策を行い、重機による教室棟解体と内装解体を同時に行いました。
1.4m3ベースセパレートブーム会長専用機により地上部解体をしながら0.8m3ベース解体機により小割、鉄筋抜き取り、積込、作業を行い、山田産業得意の機動力を生かした重機解体により自社の重機、車両の大量投入を行い、大幅な工期短縮を行いました。
- 結果
その結果、天候による工期の遅れもありましたが、ケガ、トラブル等もなく無事に工期内に作業を完了することが出来ました。
また内装解体、重機解体、運搬、処分のすべてを自社で賄うワンストップ体制により突貫工事になることもなくコストカットも同時に実現しました。